成長を阻むコンフォートゾーンの抜け出し方について解説します。
新しい職場
私が、10年以上勤めた職場から、
新しい場所に転勤した時のことです。
仕事のやり方はわからないし、
知らない人ばかりでとても不安でした。
でも、2～3ヶ月もすると職場にも人にも慣れ、
仕事も人並みにこなせるようになって
不安な気持ちもなくなったんですね。
コンフォートゾーンとは
私の例でもわかるように
転勤が不安なのは、長く勤めた職場なら、
ストレスや恐れ、不安を感じることなく安心して過ごせるのに、
新しい環境では、仕事にも人にも慣れないからですよね。
このように、
ストレスや恐れ、不安を感じることなく
安心して過ごせる環境のことを
コンフォートゾーンをいいます。
そして、
人間にはホメオスタシス(恒常性)機能があるため
コンフォートゾーンの状態を維持しようとします。
でも、この快適な領域に居続けると、
大きな失敗もない代わりに
慣れた仕事を淡々とこなすだけとなり、
パフォーマンスの向上もありません。
成長のためには
なので、成長するためには
コンフォートゾーンを抜け出し
ラーニングゾーンに進む必要があります。
つまり、
これまでのコンフォートゾーンから
一歩抜け出た価値観を身につけ、
行動することが必要となるわけです。
ちなみに、ラーニングゾーンとは
パニックにならない程度のストレスを
感じる状態のことです。
コンフォートゾーンを抜け出すには
コンフォートゾーンを抜け出すには
まずは、自分の今の状態を確認することから始めましょう。
「あまり考えなくても仕事ができる」
「緊張感が感じられない」
「毎日同じことの繰り返しでつまらない」
といったことが感じられるなら
コンフォートゾーンにいる可能性が高いです。
そして、
コンフォートゾーンにいることが確認出来たら
ラーニングゾーンに進む決意をしてください。
慣れ親しんだ環境から離れることは
なかなか難しいですが、
自分の成長のために
ここは勇気を出して一歩踏み出しましょう。
気をつけること
ただし、
ラーニングゾーンに進む際には
小さな事から始めるようにしてください。
たとえば、
今までとは違った分野の仕事に関心をもってみたり
仕事の出来る先輩の行動を真似てみる
といった些細なことでも
ラーニングゾーンに進む一歩となります。
くれぐれも無理をしすぎないようにしましょう。
無理をしてしまうと、
ストレスが強くなりすぎてパニックとなり、
逆にパフォーマンスが落ちてしまいます。
ま と め
コンフォートゾーンとは、
ストレスや恐れ、不安を感じることなく
安心して過ごせる環境のことです。
そして成長するためには、
コンフォートゾーンから一歩抜け出た価値観を身につけ、
行動することが必要となります。
ですが
コンフォートゾーンを抜け出す際には
決して無理をせず、
小さな事から始めることが大切となります。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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