自分が正しいと思いこんでしまう心理
フォールスコンセンサスについて解説します。
自分が多数派と思いこむ心理
目玉焼きにかける調味料が
人と違うことに驚いたことはありませんか?
目玉焼きには
「醤油をかけるものだ」「ソースをかけるものだ」
あるいは「塩をかけるものだ」
とそれぞれ自分が多数派だと思っているんですよね。
このような思い込みのことをフォールスコンセンサスと言います。
フォールスコンセンサスとは
フォールスコンセンサスとは、
1970年代にスタンフォード大学の社会心理学者
リー・ロスが提唱した心理効果です。
つまり、人が自分の意見や考え・視点が正しくて多数派だ
と思い込んでしまう心理傾向のことをいいます。
ちなみに、この傾向は親しくなるほど強くなると言われています。
フォールスコンセンサスが起こる理由
フォールスコンセンサスが起こる理由は
多数派だと思いこむことで安心感を得られるからだと言われています。
その他にも、自分が考えていることは
他の人も考えるはずだという思考の歪みや
相手の間違った認識を正して救ってあげよう
とする思いから起こるとも言われています。
いずれにしても、
フォールスコンセンサスは誰にでも起こる心理傾向です。
次にご紹介する対処法を参考に、
トラブルなどが起こらないようしましょう。
一般的な好みなどの場合
一般的な好みなどの場合、たとえば、
調味料の好みなどは、相手を否定する必要も 、
自分の好みを押し付ける必要もありません。
ただ、「人の好みはそれぞれだ」と思うようにしましょう。
仕事の場合
会議などで意見を述べる場合は、
はっきりと自分の意見を述べましょう。
自分の意見が多数派だと思いこんで
他の人が発言するだろうとやりすごしていると
誰も発言しないまま、結局、自分の意見を述べる機会を
逃してしまうことになりかねないからです。
人に教える場合
人に教える場合には、
初めて何かを経験する人に対して
自分が当たり前にできるからといって
「なぜ出来ないの?」
と今の自分の目線や感覚で考えるのではなく
一瞬立ち止まって、
自分が初心者のころはどうだったのか
を考えるようにしてください。
初めてだから、うまくいかないから
教わっているのだということを忘れないようにしましょう。
ま と め
フォールスコンセンサスとは、人が自分の意見や考え・視点が正しくて
多数派だと思い込んでしまう心理傾向のことをいいます。
フォールスコンセンサスが起こる理由は
一般的には、多数派だと思いこむことで安心感を得られるからだ
と言われています。
フォールスコンセンサスは誰にでも起こる心理傾向です。
日頃から意識して、トラブルなど起こさないようにしましょう。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
仕組みを作って自由な暮らしを目指す
オンラインコミュニティ「フリージーライフ」
を開催しています。
「フリージーライフ」では
メルマガで仕組みを作って
自動で稼ぐ方法をお伝えしています。
参加者の方には仕組み作りに生かせる
70本の動画教材をもれなくプレゼント!
あなたもフリージーライフに参加して
自由な暮らしを手に入れましょう!